わきが治療における自由診療とは?

わきが治療には保険診療と自由診療がある

わきが治療の方法にはいくつかありますが、保険が適用されるものと適用されないものがあります。
それぞれ保険診療、自由診療といわれ、保険適用されれば自己負担は費用の1割~3割で済みますが、自由診療の場合は費用を全額自己負担することになるのです。
では、保険診療と自由診療でわきが治療の内容にどのような違いがあるかといえば、日常生活に著しい支障が出る症状への治療か否かが1つのボーダーラインになるでしょう。
重度のわきがについて、皮膚を切開してアポクリン腺を除去すればほぼ根治できます。
その結果、日常生活を問題なく送れるようになることから、皮膚を切開してアポクリン腺を除去する手術には保険が適用されます。
一方、自由診療の手術では皮膚の切開をほぼ、もしくはまったくおこなわず、皮膚に負担の少ない方法が採られます。
その分、アポクリン腺の除去率は切開手術よりも多少低くはなりますが、傷跡も目立たずある程度の効果が見込めるのです。
少しでも楽な治療法を選ぶなら、自由診療の治療方法がおすすめです。

自由診療のわきが治療にかかる費用相場

では、自由診療でわきが治療を受けた場合にかかる費用は、治療方法によって異なります。
たとえば、わきにカニューレを挿入してアポクリン腺を吸引するクワドラカット法では、両わきで35万円~40万円程度です。
マイクロウェーブを皮膚の表面から照射するミラドライ法なら、両わきで初回が30万円~35万円、2回目で15万円前後を見ておくといいでしょう。
やはり、いずれの方法でも30万円はくだらないため、ある程度経済的に余裕がある人におすすめです。
ただし、クリニックによっては分割払いが適用されることもあるため、相談してみるといいでしょう。
これらの方法は傷跡がほぼ残らず、ダウンタイムも少ないことから体や日常生活への負担が格段に少ないことが特徴です。
そのため、激しい運動や重い物を持つなどの作業をしなければ翌日から仕事にも復帰でき、メリットの大きい方法といえます。
そのメリットに支払う金額であると考えれば、自由診療での費用も必ずしも高いわけではないかもしれません。

自由診療の治療法で注意したいこと

上記のように、自由診療となるわきが治療はクワドラカット法やミラドライ法といった方法でおこなわれます。
これらの方法は費用がかさみますが、負担が少なく気軽に受けられる治療ともいえます。
ただし、これらの方法はクリニックの医師の腕によって効果や副作用が違ってくる点も否めません。
治療を受けるクリニックを選ぶときは、費用に加えてこれらの治療方法の実績が豊富かどうかも調べておきましょう。

わきがって自力で治せるもの?

自力で根治できる方法はない

わきがの原因は、わきにあるアポクリン腺から分泌される汗です。
アポクリン腺からの汗には、たんぱく質や皮脂などの成分が含まれており、それが皮膚の常在菌によって分解され、ニオイの原因となるのです。
わきがを根治するには、このアポクリン腺を除去するしかありません。
そのためには、クリニックでわきが治療の手術を受けるのが確実でしょう。
つまり、自力でわきがを根治させることは難しいのです。
わきがは持って生まれた体質であり、親がわきがであれば高い確率で遺伝するものでもあります。
そのため、残念ながら一朝一夕で治せるものではないわけです。
ただし、生活習慣によってニオイがきつくなる可能性はあるため、その場合は適切なケアをすればニオイを軽減できるかもしれません。

効果的なケア方法

わきが治療を自分でおこなうことは難しいですが、適切なケアをおこなうことでニオイを抑えられることがあります。
たとえば、制汗剤などは汗の分泌を抑えるため比較的有効です。
ただし、スプレーやローションなどでは制汗成分が汗で流れ落ちてしまうため、あまり長時間の効果は見込めません。
そこで、より制汗成分が肌にとどまってくれるクリームタイプの制汗剤がおすすめです。
クリームなら油分が含まれており、汗をはじく効果も期待できるため、制汗成分が落ちにくいのです。
さらにクリームタイプはスキンケア成分も含有していることが多く、わきの乾燥を防いでくれます。
肌は乾燥してバリア機能を失うと、それを補完しようとして皮脂が多く分泌されます。
この皮脂がわきがのニオイの原因にもなるため、乾燥を防ぐことができれば皮脂分泌を抑え、ニオイも軽減できるというわけです。
その他、通気性のよい綿などの服を着る、生活リズムを整えて代謝を上げるといった方法も効果的でしょう。

食生活にも注意が必要

わきがのニオイは、たんぱく質や皮脂が分解されることによって発生します。
逆にいえば、たんぱく質や脂質の分泌を抑えられれば、ニオイも軽くなる可能性があるのです。
そのためには、食生活も見直してみましょう。
たんぱく質や脂質が多い肉や乳製品などは、適度な摂取にとどめておくのが無難です。
ただし、たんぱく質も脂質も体に必要な栄養素であるため、完全に断つのではなくほどほどにするのがおすすめです。
また、肌が強い酸性の状態では皮膚の常在菌が活発になり、ニオイ成分を多く生成するといわれています。
そのため、皮膚を適度な弱酸性に保つことが大切です。
わかめや梅干しなどアルカリ性の食品を摂ることを心がけてみましょう。

注射でわきがが治る?!詳細情報をチェック

注射でできるわきが治療

注射によってわきが治療をおこなう方法とは、ボトックス注射と呼ばれるものです。
これは、ボツリヌス菌から抽出したたんぱく質・ボツリヌストキシンを精製した製剤を患部に注射するもので、ボツリヌス療法ともいわれます。
ボツリヌス菌は毒性の強い菌として知られていますが、精製されたボツリヌストキシンからは毒性は除去されているため、安心です。
この成分は、アポクリン腺およびエクリン腺の働きを支える筋肉の動きを抑制します。
その結果、汗が出にくくなりニオイを防止できるという仕組みです。
大きなメリットは施術時間が短時間で済むことで、かかる時間は10分程度です。
ただし、アポクリン腺を根絶する治療法ではないため、効果が持続するのは半年~10ヵ月程度です。
そのころに、再度施術を受ける必要がありますが、施術当日からほぼ日常と変わらない生活ができることも利点です。

多汗症の治療だがわきがにも効果あり

ボトックス注射は、もともと汗を大量にかく多汗症の治療として用いられているものです。
わきから分泌される汗は、アポクリン腺とエクリン腺の2つで構成されています。
多汗症は、主にエクリン汗腺からの異常な発汗がある症状です。
しかし、ボツリヌストキシンはアセチルコリンと呼ばれる神経伝達物質を阻害し、筋肉の動きを抑制できることから、エクリン腺だけではなくアポクリン腺からの発汗も抑制できると考えられています。
そのため、わきがのニオイの原因であるアポクリン腺からの発汗を抑えることで、ニオイも軽減されるというわけです。
そして、日常生活に支障が出るほどの多汗症およびわきがであれば保険適用ができますが、状態によっては保険適用外となるケースもあります。
この点については、クリニックの医師と相談してみてください。

治療後に注意すること

では、ボトックス注射を受けた後に注意することを紹介します。
施術時間も短くダウンタイムも非常に少ないため、施術後からほぼ問題なく日常生活が送れます。
ただし、施術当日に激しい運動やアルコール摂取など、血行を促進させる行為はおこなわないようにしてください。
また、マッサージや強い摩擦なども避けるようにします。
その他、妊娠中は安全性について担保されていないことから、やはり施術を避けるのが得策です。
さらに、施術後も月経を2回経るまでは妊娠しないように心がけてください。
ちなみにまれに出る副作用として、患部の炎症やかゆみなどが考えられるため、症状が出たらすぐに医師に相談しましょう。

無料でできるわきが対策は生活習慣の見直しだった

わきがと生活習慣の関係性について

わきがは生まれつきのものであるけれど、生活習慣が大きく関係しているのを知っていますか?人の体はストレスや疲労の蓄積などのほか、内臓機能の衰え、新陳代謝が低下することで、体臭が強くなる傾向にあるのです。
また、肉類・乳製品などの動物性脂肪を摂り過ぎると皮脂線の活動が活発になり、ニオイの原因になります。
さらには、お酒やタバコ、コーヒーなどの刺激物の摂取が影響を及ぼすと言われており、特にタバコは、体内で分解されにくい物質が多く含まれているので、それが強い体臭になるのです。
こうしたニオイは生活習慣を改善することで、柔和・軽減が期待できます。

食生活を見直す

わきがは体臭とも関連しますが、日本人は西欧人に比べわきがが少ないと言われています。
これには、食事が大きく関係しており、西欧人は肉食を中心とする動物性食が多く、日本人は穀菜食中心の食事をしているからです。
しかし、日本でも欧米化が進み肉や脂質を好む人が増えてきました。
動物性食に多く含まれる脂肪分は体内で酸化・過酸化脂質となり、わきがの悪臭の原因となるのです。
わきがのニオイを改善するには、野菜や果物、大豆、海藻、きのこ、魚介類などといったものを偏りなく食べる必要があります。
また、発酵食品や食物繊維をとり、腸の健康を整えることも重要と言えるでしょう。
毎日なるべく決まった時間に決まった量を食べ、元気な内臓を保つことが、体臭予防のポイントとなります。

疲れを溜めない

人の身体は疲れが溜まると、疲労物質である乳酸が増えます。
乳酸が増えると体内環境のバランスが崩れて、汗の中にニオイのもととなるアンモニア成分が増えるのです。
また、肝機能が低下することにより、ニオイ物質が体内から排泄できずに血液へ取り込まれるため、口臭や体臭を強くする原因になります。
こうした悪循環を断つには、入浴などでリラックスしながらしっかり汗を流しストレスを減らす、体に負担をかける過度なアルコール摂取や食べ過ぎは控える、といったことを心がけると良いでしょう。

ニオイは病気のサインかも?

普段から体臭に気を付けているのに「近頃何だか気になる」「普段とは違うニオイがする」という時は、病気のサインかもしれません。
体は病気にかかると体内で作られる物資に変化が起こりますが、体調を回復させようと、元気な時には不要な物質も作ってしまうのです。
こうして作られた物質が血流によって全身に運ばれ、普段とは違うニオイを発するようになります。
体臭の変化に気づいたら、病気のサインだと考えて病院に行きましょう。

オススメ!少し高くても効果は絶大のPMR法

PMR法とは?

PMR法とは吸引法を応用した手術法で、わきに小さな穴を開けて汗腺を抜き取るわきが治療です。
PMR法は「キズが小さく確実な治療法」として、大学病院でも近年注目を集めています。
そのカギとなるのは汗腺を吸引する方法ですが、器具を差し込む小さな穴は4mm程度のものです。
切開する箇所は個人差があり、1ヶ所~2カ所とされています。
わきがのニオイを発する広さは、その人の脇毛の広さに比例すると言われているので、男性など毛の範囲が広い場合は、2カ所になる可能性が高いでしょう。

手術には特殊な吸引器具を使用

手術の方法は、まず、わきの下に麻酔をしてから、わきがの原因となるアポクリン汗腺やエクリン汗腺を吸引します。
さらに、SCカニューレと呼ばれる特殊な吸引器具を皮下に挿入し、吸引法だけでは取り切れなかったアポクリン汗腺とエクリン汗腺を徹底的に除去することで、わきがのニオイを消します。
SCカニューレの先は男性が髭剃りに使用する電動シェーバーのような仕組みになっており、皮膚組織にはダメージを与えず、最低限の出血量で手術ができるのが特徴です。

ダウンタイムは約1週間

PMR法は体への負担も少ないことから、剪除法など大きな切開を施す治療に比べて大幅にダウンタイムが短く、わきを濡らさなければ、翌日からシャワーが可能です。
また、日常生活にも支障がなく、重い荷物を持ったり、手をあげたりしなければ、仕事や学校にも問題なく通えるのです。
術後の圧迫帯による固定は、1週間後ほどで外せるでしょう。
この時、経過が良ければ抜糸も行います。

メリット

PMR法のメリットは、何といっても他の施術に比べて術後の回復が早く傷跡が小さくて済むというところです。
さらに、2大汗腺であるアポクリン汗腺とエクリン汗腺のどちらも除去するので、ニオイ、汗、黄ばみを1度の治療で完治。
再発する恐れがほとんどありません。
また、わきがだけでなく、わき毛の永久脱毛の効果がありますので、女性にとっては嬉しい術式と言えるでしょう。

デメリット

PRM法で使用する特殊な医療器具はコントロールが難しく、有効なレベルまで汗腺類を削り取れない場合や、逆に汗腺類を削り取りすぎて皮膚壊死を起こすケースもあります。
医師の技術によって効果が左右されますので、クリニック選びは慎重に行いましょう。
また、保険が適応されていないので、治療費には、およそ30万かかります。

断トツ安い!ボトックス注射でのわきが治療

ボトックス注射とは

ボトックス注射とはボツリヌス菌よって生産されるボツリヌストキシンというタンパク質の一種を注入するすることで、わきや手足のアセチルコリンという発汗を促進させる伝達物質の働きを抑制する効果があります。
その結果、アポクリン腺やエクリン腺の働きを弱らせ、大量の汗やニオイの発生を防ぐことができるのです。
ボトックス注射は細い針を使用するため、腫れや内出血の心配はほとんどありません。

ボトックス注射の効果

注射してから効果が現れるまで、個人差がありますが2~3日くらいとされています。
持続期間は5~6ヶ月間ほどで、汗の量は注射をする前の状態と比べて、80%~100%セーブすることが可能です。
また、注射を繰り返すことにより持続期間が長引くという事例があげられており、8ヶ月~10ヶ月続いた人もいます。
ボトックス注射はメスを使わないので治療時間はわずか5分ほどで終わることに加え、施術したその日からシャワーを浴びられることが魅力です。

わき以外の多汗症にも効果を期待

多汗症はわきだけではなく手の平や足の裏などに発症する手足多汗症がありますが、わきと同じようにボトックス注射を打つことで大量の汗を抑えることができます。
「人と握手ができない」「靴の中で足が蒸れる」といった悩みを、ボトックス注射で手軽に解消できるのです。
さらには、額に汗をかいてしまう頭皮多汗症や、首の汗が気になるという首多汗症という症状にも効果があり、わきと同じように注射だけで済みますので傷跡が残らず、外から見て目立つ部分だけ簡単に施術を受けられるというメリットがあります。
手術をためらっている人には、おすすめの治療法と言えるでしょう。

副作用・リスクについて

ボトックス注射を検討する上で最も気になるのは、副作用やリスクですが、重篤な副作用のない薬としてFDA(アメリカの食品医薬品局)で認められています。
また、A型ボツリヌス毒素による食中毒は、30,000単位以上で起こると言われるのに対し、ボトックス注入による治療は、1回につき5~100単位程度の毒素注入による治療ですので、中毒を起こす心配はありません。
針を刺した場所が一時的に赤くなる人もいますが、ほとんどの場合は当日中に治まります。
万が一内出血が残った場合は翌日からメイク可能ですので、ファンデーションやコンシーラーで気になる部分をカバーですると良いでしょう。
内出血は1~2週間ほどで体内に吸収されます。

クリニックで切らないわきが治療もあるの?

切らないわきが治療について

わきが治療は、わきにメスを入れてアポクリン汗腺を除去する外科手術が一般的でしたが、近年ではわきを切らずに治療する方法が増えてきました。
わきを切らない治療法は皮膚を傷つけないのでダウンタイムや術後のトラブルが少ないことが特徴です。
また、治療後の腫れや痛みもほとんどなく当日の入浴も可能なのです。
そんな、患者にとってメリットの多い「切らない治療法」には、どんな種類があるか見ていきましょう。

電気凝固法

患部に電磁波を照射してわきがや多汗症の原因であるアポクリン汗腺、エクリン汗腺の機能をなくす方法です。
一度失われた汗腺は再生しませんので手術と同じく長期間の効果が期待できます。
わきがの程度にもよりますが、なんと70~80%の人が1回の照射で満足しているのです。
しかし、重度のわきがの場合は、より高い効果を出すために、3カ月以上の期間をおいて2回目の照射を行います。
また、治療の後は皮下出血や皮膚の凹凸が生じることがありますが、数週間~数カ月程度で落ち着きますので心配ありません。

高密度焦点式超音波治療法

わきの汗腺の層に焦点を合わせ高密度焦点式超音波を照射し、皮膚表面から3mm〜4.5mmの位置にあるアポクリン汗腺に熱損傷を与えることによって、わきがのニオイを抑える新しい治療法です。
高密度焦点式超音波治療法は、治療時間やダウンタイムも短いため、施術当日から日常生活をおくれることが特徴と言えます。
この高密度焦点式超音波治療法は、前立腺がんや顔面たるみ治療にも用いられ高い注目を集めているのです。
照射は1回で完治する人もいますが、個人差により2回以上必要な場合もあります。
リスクとしては、火傷や皮膚壊死などが考えられますので、経験豊富な医師の診察が必要です。

フラクショナルRF(高周波)療法

美肌治療にも使われているフラクショナルRF療法は、照射針をわきの下の皮膚を貫通させて汗腺の深さまで刺し、針先から高周波を照射する方法です。
使用する照射針、はわずか0.3mmの極細針で36本付いているので密に治療が可能。
深度は0.1mm単位で微調節ができるのが特徴で、照射針を皮下1mmの深さから0.5mm刻みで4~6段階に深度を変えながら適切な出力に調整し、エクリン腺やアポクリン腺を狙って照射します。
フラクショナルRF療法は非常に安全性の高い治療法で、術後に点状のカサブタができますが、傷が残ることはほとんどありません。
また、照射もほぼ1回で終わります。

わきがのニオイは左右で違うもの!?

わきがのニオイには左右差がある

わきの下にかく汗の量やニオイは左と右で違いがあります。
中には片方だけニオイがあるという人もいるでしょう。
しかし、自分では気づきにくいため、同じようにケアしているのに、「片方だけニオイが残るのどうしてだろう?」と不思議に思う人もいるかもしれません。
そもそも人には利き手、利き足といった左右の違いがあるように、わきにも左右差があるのです。
その違いを知っていれば、わきが治療も変わってくるのではないでしょうか?

ニオイの原因はアポクリン汗腺

人の身体には、「エクリン汗腺」「アポクリン汗腺」というの2種類の汗腺があります。
エクリン汗腺は体温調節するために水分を出しているだけなのでサラサラしており、あまりにニオイがありません。
一方、アポクリン汗腺から分泌される汗には水分以外に脂質やアンモニアが含まれているため、それらがわきのニオイの原因になるのです。
また、たんぱく質や脂質をエサとして、雑菌が繁殖することによりわきがのニオイが強くなると言われています。
アポクリン汗腺はわきの下以外に、耳の中や後ろ、性器周辺など部分的に分布しており、その量や大きさ部位には個人差があります。

よく動かす利き腕の方がアポクリン汗腺が発達しやすい

アポクリン汗腺の数や大きさは、左と右で違うことがあります。
どちらか片方でアポクリン汗腺がより発達していれば、そちらの方がニオイのある汗をたくさん分泌するため、当然ニオイも強くなるというわけです。
では、どちらがアポクリン汗腺の数が多くなるかというと、利き手の方が多いとされています。
利き腕は反対の手に比べてたくさん動かすので、血行が良くなり筋肉やアポクリン腺が発達しやすく、わき毛の成長も早いと考えられています。
ただし、片側だけアポクリン汗腺があって、もう片側にはないということはまずあり得ないので、片方だけニオイがする場合は、わきがではないのかもしれません。

極度のストレスにより発生する精神性発汗

精神性発汗とは電車のつり革につかまっている時や、気になる人が隣にいる時など、緊張やストレス、不安を感じた時にかく汗のことです。
この精神性発汗は左側に多くあると言われており、わきのニオイに左右差がある原因のひとつと考えられます。
また、精神性発汗はアンモニアを含んでおり、ネバネバとしているためニオイが強いのが特徴です。
社会人や学生はこうした汗を無意識の間にかいている場合があるので、制汗剤などでケアをするのはもちろん、ストレスを溜めこまないよう適度に発散させることが大切です。

わきがの臭いが強くなる季節と原因

夏より冬の方がニオイが強い

夏の方が暑いからたくさん汗をかくし、ニオイも強くなりそうなイメージがありますが、実は冬の方がわきがのニオイは強くなるのです。
寒い季節は汗をあまりかかないはずなのに、わきがのニオイを強く感じて驚く人もいるでしょう。
中には慌ててデオドラント商品を買いに行く人もいるかもしれません。
では、一体どんな原因で冬にニオイが強くなるのか見ていきましょう。

冬は汗腺の働きが鈍くなる

夏は汗腺がよく働いているため水分を含んだ汗がでます。
そのミネラルは体内に再吸収されるのでサラサラしていて乾きやすく、雑菌の栄養になりにくいのです。
一方、冬は汗腺の働き低下し、ミネラルの再吸収もうまく機能しないことでベタベタした汗になります。
このベタベタした汗は乾きづらく、雑菌を繁殖させる原因になるのため、わきがの発生を高めてしまうのです。

冬は夏に比べると代謝が良くなる

意外かもしれませんが、夏より冬の方が代謝が良くなっているため、少し体を動かすだけで汗をかきやすい状態にあります。
これは寒い冬に体温を保つために備わった恒温動物の性質で、人間も同じく基礎代謝熱を発しているのです。
また、汗をかきやすくなる理由のひとつとして、室内と室外の気温差があります。
暖かい室内でも厚着のままでいると、知らぬ間に汗をかいていた、ということもあるのです。

冬は汗がこもりやすい

冬場は温かいコートやニットなど重ね着をしており、保温性が上がる代わりに通気性を無くしています。
これにより、少し走ったりしてわきに汗をかいてもすぐには乾かず、こもった汗を栄養に雑菌が繁殖しニオイが発生してしまうという仕組みが出来上がります。
また、冬は洗濯物が乾かないという理由から、毎回洗濯しない人もいるでしょう。
洗濯をしなければ、汗やニオイ、雑菌が衣服についたままになりニオイを発する原因になります。

冬はわきの処理をしない

薄着になる夏場はわきの手入れに気を遣うものですが、肌の露出が少なくなる冬場はわき毛の処理をしない人も多くいるでしょう。
しかし、わき毛を放置していると汗をかいたときに蒸れやすく、わきがのニオイを発生させる雑菌が繁殖しやすい環境を意図せず作っているのです。
冬は制汗ケアを怠ってしまいがちですが、清潔を保つためにも汗拭きシートなどでしっかりケアをするようにしましょう。

食生活の乱れでニオイが強くなる

冬場は辛い物を食べるなど食生活の乱れが多くなりやすい季節であり、基礎代謝が高まっているところに暴飲暴食が重なると、体は食べ過ぎたものを体外に出そうとするので、不純物を含んだ汗が出てニオイが強くなってしまいます。
また、肉やバター、牛乳など動物性の脂もたくさん食べ過ぎるとニオイの原因になってしまうので、注意が必要です。

自由診療のわきが治療の相場はどのくらい

レーザー治療の費用の相場

わきが治療の中でよく知られているレーザー治療の費用の相場は、平均で20万円から25万円になります。
しっかりわきが治療に使えるお金がある人におすすめの治療法です。
これは両脇1回の費用になります。
レーザー治療は汗腺に直接レーザーを照射するものです。
切開しないわきが治療を求めている人はとても多いです。
そのような患者が多く利用しているのがレーザー治療になります。
わきがの症状によっては、確実に汗腺を燃焼させることで効果を実感することができるのがレーザー治療の特徴です。

ボツリヌストキシン注射

わきがの自由診療の中でも、最も手軽に治療ができるのがボツリヌストキシン注射で治療をする方法です。
予算が限られている人におすすめの治療法です。
この治療の料金の相場は1回で10万円から15万円になります。
これはわきがだけでなく多汗症で悩んでいる人も受けることが多い施術です。
臭いだけでなく汗の症状も改善することができます。
手術をするわけではないので、日帰りで治療を受けることができますし、自分の空いている時間を有効に使ってクリニックにて短時間で治療をすることができます。

その他の治療法の費用の相場

自由診療で受けることができるわきが治療はレーザーや注射以外にもあります。
切らないわきが治療として知られているミラドライの平均的な費用は30万円から35万円になります。
クワドラカット法は平均で40万円から45万円になります。
これらの治療は最新の技術と医療機器を使って本格的に施術をします。
そのためレーザー治療やボツリヌストキシン注射よりも費用が高くなります。
しかし術後の効果は絶大だからこそ、一括で支払うことができない人は、分割で支払ってまでも、ミラドライやクワドラカット法で治療を受ける人がいます。

自由診療の費用の相場はいくらかを理解すること

わきがの治療は自由診療と保険が適用される診療の2種類があります。
保険が適用される治療法は限られています。
ここで紹介した治療法だけでもたくさん種類があります。
自分の症状に合わせて選択できるのは自由診療のほうが多いです。
そのために費用も幅広く設定されています。
まずは自分がやってみたい治療法を選んで費用を考えるのか、自分の予算の範囲内で治療法を選択するのかを考えてください。
そうすることで経済的な負担を最小限に抑えて、自分が今まで悩み続けてきたわきがの症状を改善するための治療を受けることができます。