安くできるわきが治療法はどれ?

保険診療を利用する

ワキガ治療に興味があるけれども、高額なコースは難しいという方もいるでしょう。
ワキガ治療は保険診療の対象になる可能性があります。
保険が利用できれば、3割負担で治療をお願いできるのでかなり安くなります。
保険診療の場合、剪除法による治療になるでしょう。
わきの下を切開して、臭いの原因であるアポクリン腺を除去する方法です。
確実に原因を除去できるので、治癒する可能性は高いです。
しかし傷跡が3~4㎝くらい必要なので目立つ可能性があります。
色素沈着やツッパリ感が出てくるかもしれません。
またメスを使う手術である以上、どうしてもリスクが伴います。

簡単な治療は安くなる傾向に

剪除法以外の方法でワキガを治すとなると、自由診療になる可能性が高いです。
全額自己負担となってしまうので、費用もそれなりにかかってしまいます。
しかしメスを使わない治療など、患者の体に極力負担をかけないものも少なくありません。
剪除法の場合、しばらく患部を固定する必要があります。
医療機関によっては入院を求められる場合もあるでしょう。
一方メスを使わない治療であれば、すぐに帰宅してほぼ元通りの生活が送れます。

いろいろな治療法があります。
その中でも簡単に手早く行える治療法は金額も安くなる傾向が見られます。
例えば注射による治療は安いです。
製剤をわきの下に注入することで、アポクリン腺の働きを抑制します。
アポクリン腺から出会う汗が臭いの元なので、発汗しにくくすれば臭いにくくなるわけです。
注射するだけなので、時間もかかりません。
5分くらいで完了します。
腫れも出血もないので、仕事などにも支障はありません。
症状の程度にもよりますが、安ければ4万円弱で施術を受けられます。

治療額の内訳について確認すること

一見すると低価格でワキガ治療を行っているけれども、後々聞いたらいろいろな名目で追加料金がかかって高額になってしまったというパターンもしばしば聞かれます。
例えば初診料や診察料が別途かかることもあるでしょう。
またワキガ治療を行った後で、方法によっては痛みがしばらく続くこともあり得ます。
そこで痛み止めの薬を処方してもらったところ、別途薬代を請求される場合もあります。
また手術など麻酔を使用する場合もあります。
この麻酔治療は本体価格とは別で追加されるクリニックもあります。
ワキガの治療費について別途料金がかかるか、事前に確認を取っておきましょう。