わきが治療の入院費はいくら?

わきが治療で入院は必要か?

クリニックのホームページを見てみると、わきが治療は日帰りで行えるものが多いです。
最近ではメスを使わずに注射器や超音波の器具を使った治療法も出てきています。
1時間もかからずに治療が完了して、治療日の翌日にはほぼ元通りの生活に戻れます。
ですから多くの事例でわきが治療で入院の必要はないと思ってください。
しかし一部手術をしたときに入院が必要になる可能性もあります。

2~3日間の入院が必要になる可能性も

わきが治療には、手術で臭いの原因となっているアポクリン腺の除去をする方法が採用される場合もあります。
もし手術をした場合、術後に血腫が生じる可能性があります。
血腫とは皮膚の下に血液が溜まることによって起こります。
血腫が発生すると、痛みを伴います。
ひどくなると血流障害などが起き、最悪皮膚の細胞が壊死することもあり得ます。
もし血腫が発生したら、速やかに除去する必要があります。
血腫は術後48時間以内に発生することが多いです。
ですから術後念のために数日間入院するように勧められる場合があります。

a入院した場合の費用について

もしわきがの手術を受けて入院することになった場合、どの程度の費用が掛かるか不安な人もいるでしょう。
わきがは保険診療で治療することが可能です。
ということは、治療費の3割負担で手術を受けられるわけです。
わきがの手術や入院時の食事代、薬の費用などひっくるめて3割負担の場合、患者が負担する費用は9万円程度と考えられます。
退院すればそれでおしまいというわけではありません。
しばらく通院してもらって、患部に異変が起きていないか経過観察することになるでしょう。
この費用として、数万円が別途でかかります。
しかしわきが治療にあたって、入院したとしても10万円台で済む可能性は高いです。

保険が適用されない場合も
わきがの保険診療ですが、すべての医療機関で適用されるわけではありません。
わきが治療はいわゆる美容外科のクリニックでも行っています。
美容外科の場合、保険診療の適応になっていないところが多いです。
となると治療費全額自己負担という形になります。
もし入院したとなると、かなりの高額費用になってしまう恐れがあります。
自由診療の料金はクリニックで自由に設定できます。
片側の治療だけでも30万円近くかかってしまう可能性があります。
両わきの手術をするとなると少なくても50万円程度、高いところだと100万円くらいかかってしまうかもしれないので注意が必要です。