クワドラカット法のメリット・デメリット

傷跡が小さく目立たない

クワドラカット法は切開する箇所を最小限に抑えるために、術後も数ミリ程度の傷跡しか残らないので、切開した跡が他の手術の治療法よりも目立ちません。わきがの手術には皮べん法が知られていますが、切開する箇所が大きく術後も傷跡が残ってしまうこともありました。クワドラカット法は身体への負担も最小限に抑えることができるので、大人だけでなく子供のわきがの治療法にも適しているとして注目されています。様々なわきが治療がある中で、クワドラカット法は最新の治療法でとても安全だと言われています。そして再発しないというのも大きなメリットです。

治療の効率が良い

クワドラカット法は皮べん法と比べると手術をするときに効率良くアポクリン汗腺を除去することができるメリットがあります。わきの下を数ミリ切開し、管を挿入し汗腺を切除するので、身体への負担を減らすこともできます。従来のわきがの手術を伴う治療法と比べると、管の移動するだけでアポクリン汗腺をしっかり除去することができる特徴が大きいです。そのため脇の下の広範囲で手術をすることが可能です。クワドラカット法で効率よく汗腺を切除することができるので、手術をする時間を短縮することができます。

費用が高い

効率良く身体への負担を減らし手術を受けることができるクワドラカット法の唯一の欠点が、治療費が高いということです。治療ができるクリニックによって料金は異なりますが、自由診療になるために、全額自己負担になります。数十万円の治療費を請求されます。一括で支払うのも簡単な金額ではありません。通院することも考えて、どのクリニックが費用をできる限り安く抑えることができるかを確認してください。クリニックの公式サイトなどに料金が記載されています。それらを見てクワドラカット法の費用を比較してみることをおすすめします。

通院しなければいけない煩わしさ

従来の手術よりもメリットが多いクワドラカット法ですが、治療が完了したらそれで終わりではありません。基本的には自宅にて自分自身で消毒をしなければいけませんし、術後の症状の経過が良好か確認するために何度か病院に通わなければいけません。特に仕事が忙しくてなかなか通院できないという人にとってデメリットだと感じるかもしれません。そのために自分の時間を確保することを考えておかなければいけません。そして確実に通院できる日を確保して、病院に予約を入れるようにしてください。