最短でできるわきが治療法はどれ?

注射による治療がおすすめ

わきが治療を受けるにあたって、できるだけ時間をかけずに治したいと思っている人もいるでしょう。
その場合におすすめなのが、注射による治療です。
注射であれば、両わきで10分くらいで完了します。
わきがでわきの下の臭いが気になるのは、アポクリン腺から分泌される汗が原因です。
発汗を抑制する効果のある製剤を注入することで、臭いを気にならなくする手法です。
ただしわきがの原因であるアポクリン腺はそのまま残されるので、いずれまた臭ってくるようになります。
効果の持続期間は個人差がありますが、4~6か月が相場です。
つまりこのサイクルで繰り返し注射を打たなければなりません。

超音波治療なら半永久的な効果も

もし短時間で治療を終わらせたいけれども、頻繁にクリニックに通院したくなければ、超音波を使った治療を検討しましょう。
患部に超音波を当てることで、アポクリン腺を破壊する治療法です。
わきがの大元のアポクリン腺を破壊するので、臭いも気になりません。
またアポクリン腺は1回破壊すると再生することはありません。
つまり半永久的にその効果が持続します。
このような超音波を使った治療もメスを使うわけではないので、短時間で施術は完了します。
だいたい両わき20分もあれば、治療は完了するでしょう。
中にはもう1回治療を受けないといけない場合もありますが、多くの人は1回の施術だけでも効果を実感できます。

すぐに復帰できる

超音波を使った治療の場合、メスを一切使用しません。
ですからいわゆるダウンタイムがほとんど必要ないのもおすすめポイントです。
施術翌日には、ほとんどいつもの日常生活に復帰できます。
シャワーを浴びることも翌日には可能です。
もちろん入院の必要もありません。
仕事終わりに施術を受けても、翌日欠勤することなく仕事ができます。
ただし回復度合いには個人差があります。
中には3日くらい元に戻るまでに時間がかかる人もいます。

手術は時間がかかるもの?

わきが治療には手術もあります。
アポクリン腺を除去しますので、こちらも半永久的に効果が持続します。
手術をした場合、上で紹介した短時間で完了するアプローチよりも多少時間はかかります。
しかし長くても1時間程度です。
早ければ20分くらいで手術が完了するケースもあります。
しかし元の生活に復帰するまでに時間がかかります。
患部への圧迫固定を1週間程度行わないといけないと思ってください。

持ち合わせが少ない…そんな時でもわきが治療できる?

わきが治療には多額のお金がかかる

わきが治療を専門のクリニックで行った場合、それなりのまとまったお金がかかります。
自由診療のため、治療費全額を自己負担しなければならないからです。
わきが治療は保険診療にも対応していますが、保険診療の場合わきがを治すことに重きの置かれる傾向が見られます。
すると仕上がりが重視されず、わきの下に傷跡が目立つ恐れもあります。
仕上がり重視であれば、自由診療での治療がおすすめです。
しかし若い人を中心に20万円とか30万円の治療費を一括でねん出するのは難しいでしょう。
しかしわきが治療クリニックの中には、ローンやクレジット対応しているところもあります。

クレジットカードの分割支払いはおすすめ

もしクレジットカードを持っているのであれば、クレジット決済できるクリニックが近くにないか確認してみるといいでしょう。
クレジット決済できれば、分割払いができるので月々の支払額を少なくできます。
しかも現在発行されているクレジットカードは使用すると、キャッシュバックポイントのたまるものが多いです。
わきが治療のようなまとまった料金支払いにクレジットカードを使用すると、かなりのポイントを一気に稼げるかもしれません。
分割払いを選択する際には、金利手数料がいくらか考えて、できる範囲で極力支払回数を少なくした方がお得です。

医療ローンを用意しているクリニックも

クレジットカードを持っていない、持ち合わせも十分でない人でもわきが治療を今すぐ受ける方法はあります。
というのもクリニックの中には、医療ローンを組めるところも少なくないからです。
月々何回かに分割して、金銭的負担を分散させられます。
5年や6年のような長期の返済期間に対応している医療ローンもあります。
医療ローンは広く利用できるような商品もあって、学生や専業主婦の方でも条件次第ではローンを組めるような商品も見られます。

医療ローン申し込みの注意点

ほかのローン同様、医療ローンも誰もが利用できるものではありません。
申し込んで審査が実施され、審査通過できた人が医療ローンを組めます。
基本的に安定した収入があり、過去にローン返済で何かトラブルを起こしたことがなければ審査通過できる可能性は高いです。
ただし審査を受けるにあたって、いくつか必要書類があります。
医療ローンによって若干異なりますが、身分証明書や自分が持っている口座の通帳や届け出の印鑑などです。
このようなところもクリニックのスタッフから案内がありますので、説明をきちんと聞きましょう。

親がわきが治療して治っても子供はわきがになる?

自分がわきが治療しても…

わきがは専門のクリニックで適切な治療を行えば、臭いが気にならないレベルまでもっていくことは可能です。
しかし自分の問題が解決しても、自分の子供のわきがリスクは残ります。
というのもわきがは遺伝すると考えられているからです。
わきがの遺伝に関する研究はかなり進んでいて、わきがの発症に関係している遺伝子も解明している状況です。
日本人はわきがで強いにおいを発する人は少ないです。
ところが欧米人は深刻なわきがに悩んでいる人は少なくありません。
このような人種間の違いも遺伝子が関係していると考えられています。
ABCC11遺伝子という16番目の染色体がわきがに関係しているといわれています。

自分がわきがだと子供もそうなる確率は?

自分がわきがの場合、子供のどのくらいの確率で遺伝するか心配でしょう。
結論から言うと遺伝する可能性はかなり高いと思ったほうがいいです。
片親がわきがなだけでも、子供に遺伝する確率は70%といわれています。
さらに両親ともにわきがの場合、子供がわきがになる確率は90%以上と考えられています。
両親がわきがであれば、ほぼ確実に子供もそうなると思ったほうがいいです。

子供がわきがになる時期とは?

もし自分がわきがな場合、子供のわきがになるかもしれないと考えておきましょう。
臭いが目立つようになるのは、第二次成長期といわれています。
第二次成長期は子供の体がどんどん成長します。
わきがの臭いの原因である汗腺の一種のアポクリン腺がこの時期、ちょうど一気に増加します。
このため、わきの下の臭いを気にする子供が増えてきます。
平均発症年齢に関するデータを出しているところもあって、男性18歳・女性16歳前後に発症リスクが高まります。
また夏場に発症するパターンが多いです。
やはり暑い夏場に汗を大量にかき、臭いが目立つようになるからです。

第二次成長期になるまで待つ

もしかすると第二次成長期が来る前に親がわきがだと子供も発症する可能性があります。
深刻に悩まないように、早めに手術などの治療を受けさせたいという親心もわかります。
しかしわきがの原因の臭いを発するアポクリン腺が大量に発達するのは第二次成長期以降です。
第二次成長期にその時点でできているアポクリン腺を手術で切除しても、また成長期にアポクリン腺が増加して再発する危険性があります。
何度も手術して傷跡が目立つくらいなら、成長が収まって以降に一発で治療したほうがいいでしょう。

わきが治療は痛い方が効果があるって本当…?

わきが治療に痛みは不可欠?

わきが治療を受けるにあたって痛みがないか不安という人もいるでしょう。
しかしわきが治療と痛みについて、最近では相関関係がかなりなくなりつつあるといわれています。
わきが治療の中でも高い効果が期待できるのは手術です。
わきがの原因のアポクリン腺を切除するので、抜本的な治療が可能です。
しかし手術は痛そうというイメージを持つ人もいるでしょう。
ただ手術をする前には麻酔をかけるので痛みを感じることはまずないです。
麻酔注射するときにチクッとした痛みはあるかもしれません。
しかし我慢できない痛みではないです。
このようにわきが専門のクリニックでは患者さんが痛みを極力感じない治療を標榜しています。

切らなくても高い効果のあるわきが治療

わきが治療は今でもどんどん進化しています。
現在では、メスを入れることなく高く効果の期待できる治療法や医療機器も登場しています。
例えば針をわきの下に注入して、アポクリン汗腺を熱の力で破壊するような機械も登場しているほどです。
針をわきの下に注入するといわれると、いかにも痛そうというイメージがあるでしょう。
しかし極細の針を使っているので、強い痛みは伴いません。
また痛みに敏感な患者さんのために麻酔を使った施術にも対応しています。
ですからほとんど痛みを感じることなく施術が受けられたという口コミ意見もしばしば見られます。

超音波を使った治療がおすすめ

わきが治療の中でも極力痛みが少なく高い効果の期待できる方法がいいと思っているのであれば、超音波を使った治療を検討してみるといいでしょう。
高密度の超音波を発する機会を使って、アポクリン腺を破壊して治療する手法です。
この方法の場合、痛みはほぼ感じずに済むでしょう。
痛みがあったとしても我慢できないレベルではまずないはずです。
高い効果の期待できる治療法で、1~2回の施術でわきの下の臭いが気にならないレベルまでもっていくことも可能です。
照射した箇所の皮膚が赤みがかることもありますが、大体1~3日も経過すれば気にならないレベルにまで回復するでしょう。

全身麻酔で対処する場合も

痛みへの感覚は個人差があります。
痛みに対して過敏な人も中にはいるでしょう。
その場合、麻酔の注射だけでも痛くて嫌という人もいるかもしれません。
そのような人のために笑気ガスや外用の麻酔で痛みを鈍麻させてから注射する方法が用意されています。
どの方法でもダメであれば、全身麻酔で眠らせて手術を行う方法もあるので医者に相談してみるといいでしょう。

わきが治療のカウンセリングにお金はかかる?

ほとんどの場合はカウンセリング無料

わきが治療にはどのような方法があるのか、自分に合った治療方法はどれかなど、不安や疑問に思うことがたくさんあるでしょう。
そのため、治療を行うクリニックのほとんどではカウンセリングが受けられるようになっています。
そこで気になるのが、カウンセリングに費用が発生するか否かですが、クリニックの多くではカウンセリングを無料としています。
その場で治療を決定しなくても、無料で治療に関する話を聞くだけということも可能です。
治療の意思がある人だけではなく、とりあえずわきが治療について知りたい、どんな治療方法があるのか知ったうえで検討したいといった場合にも、一度相談してみるといいでしょう。

一部ではカウンセリング費用が発生

ただし、クリニックの一部ではカウンセリング費用が発生するところもあります。
とはいえ、無料のところとカウンセリング内容が大きく変わるわけではなく、あくまでそのクリニックの方針によるものです。
ちなみに、有料カウンセリングの費用はおよそ1,000円程度が相場です。
しかし、無料のクリニックではカウンセリングを受付スタッフが行い、医師は関与しないこともあるため注意が必要です。
医師がカウンセリングを行わない場合、症状に合わせた適切なアドバイスが受けられないのです。
カウンセリングを医師が行うか否かは、前もって確認することをおすすめします。

費用の有無は事前に確認を

わきが治療のカウンセリング費用がかかるかどうかは、クリニックのホームページを確認するか直接問い合わせるかして把握しておくことが大切です。
有料の場合の出費は1,000円程度としても、無料と思って行ってみたらお金が必要だったとなれば、残念な気持ちが残るでしょう。
対応が丁寧なクリニックでは、ホームページにカウンセリング無料と記してあったり、料金表にカウンセリング費用を掲載していたりといった配慮を行っています。

無料カウンセリングで勧誘がしつこい場合は注意

悪質なクリニックでは、無料カウンセリングとうたって多くの患者を集め、強引に勧誘して治療をさせるところも存在します。
実際にカウンセリングを受ける前にこのようなクリニックを見分けるのは難しいですが、事前に口コミなどを確認しておくのもいいかもしれません。
そして、もし訪ねたクリニックで無理な勧誘に遭った場合、治療の意思がなければきっぱりと断ることが大切です。
勧誘されるままに納得できない治療を受けても、後悔が残るだけです。
またカウンセリングが無料であっても、いざ治療を受けた後に説明のない追加料金が上乗せされているケースもあるため、カウンセリング時には詳細な見積もりを出してもらうことをおすすめします。

わきが手術で失敗することはある?それはどんな時?

再発してしまう

わきが治療の失敗の中で多いものが、わきがが再発してしまったパターンです。
再発の理由のほとんどは、手術によるアポクリン汗腺の除去方法が不十分で汗腺が再度発達してしまったというものです。
アポクリン汗腺は、完全に除去しなければ元通りの機能を取り戻してしまいます。
このような場合、治療直後よりニオイがひどくなったことで失敗と感じてしまうわけです。

汗腺を除去しきれていない

皮膚を切るわきが治療では、アポクリン汗腺を確実に取り除ける確率は高いとされていますが、それでも多くあるアポクリン汗腺を100%除去するのは難しいものです。
そのため、アポクリン汗腺の取り残しが生じる可能性があるのです。
さらに、医師の技術によっても除去率は異なり、ずさんな手術が行われた場合はアポクリン汗腺が中途半端に残ってしまうことにもなりかねません。
アポクリン汗腺が残った状態では、ニオイもあまり消えないためやはり失敗であるといえます。

傷跡や合併症が残る

わきが治療で皮膚を切った場合、傷跡が残ることは確かです。
通常であればわきのしわ部分など目立たない部分を切るため、特に気になることはありませんが、その傷の経過が思わしくないと失敗したと考えられます。
たとえば、傷跡にしこりのようなものが残ってしまったり、色素沈着を起こしてしまったりした場合などです。
いずれも、患部が正常に治癒しないために皮膚組織が変化してしまったことが原因です。
これらの合併症が残った場合は、担当医師に相談して皮膚組織の除去など適切な方法を施すことで改善が見込めます。

多汗症と併発している場合

多汗症によってたくさん汗をかくために細菌の繁殖がうながされ、わきがのニオイがよりひどくなるケースがあります。
このようにわきがと多汗症を併発している場合、アポクリン汗腺を取り除ききれていないと多汗症の症状でニオイが広がり、治っていないように感じるのです。
わきがと多汗症の両方が発生しているときは、これらを同時に治療できる方法もしくはそれぞれの治療を併用するなど、医師と相談することが求められるでしょう。

再手術する場合は

わきが治療に失敗したと思ったとき、多くのクリニックでは再手術を受けることが可能です。
再度わきが手術を行う場合は、本来の費用の半額など割引をしてくれるところもあるため、クリニックに問い合わせるといいでしょう。
合併症の治療や多汗症の治療を行う場合は、別途正規の費用がかかるため、予算を考えながら治療方法を決定してください。
また、他院で受けた治療の再手術を受け入れているクリニックもあります。
わきが治療の失敗も、解決策はいくつかあるため諦めずに医師に相談してみることをおすすめします。

わきが治療と多汗症治療を同時にできる手術方法はある?

剪除法などでは同時治療の可能性が高い

わきが治療の中で、メスを使い皮膚を切る皮べん法やクワドラカット法、また超音波法などは、皮膚を直接目視する、また汗腺組織に器具を挿入する方法で汗腺を除去するものです。
これらの方法の場合、わきがの原因となるアポクリン汗腺はもちろんのこと、多汗症の原因であるエクリン汗腺も同時に除去でき、わきがと多汗症を同時に治療することが可能とされています。
手術もわきが治療と多汗症治療を一度に行えるため、負担も比較的少ないでしょう。
わきがは多汗症と併発して症状がひどくなっているケースも多く、メスを使って皮膚を切る治療方法は有効であるといえます。
しかし、エクリン汗腺の分布範囲は広く、これらの方法では除去しきれないこともあることから、多汗症を完全に改善できるとは限りません。

切らない治療などでも効果が期待できる

一方、切らないわきが治療としてミラドライやウルセラドライといった方法でも、わきがと多汗症を同時に治療できる効果が期待できるとされています。
これらの方法は、マイクロ波や高密度超音波、高周波が水分に反応して熱で汗腺の働きを抑制するものです。
そのため、アポクリン汗腺を破壊するだけではなくエクリン汗腺にも働きかけることができるのです。
また、エクリン汗腺は分布の範囲が広いですが、これらの切らないわきが治療は点ではなく面で照射するため、広い範囲にも適用できます。
この点も、多汗症治療に向いているとされる理由の1つでしょう。

ボトックス注射はわきが治療には向かない

一方、多汗症治療を比較的手軽にできるボトックス注射は、神経や筋肉の動きを制限することでエクリン汗腺の働きを抑えることができる治療方法です。
この原理であれば、アポクリン汗腺も抑制が期待できるといわれることもありますが、実際にはわきがにはあまり効果が見られにくいです。
また、ボトックス注射の効果はあくまで一時的なもので、数ヵ月ごとに治療を受けなければならないこともあり、わきがと多汗症の同時治療には向かないといえます。
ただし、多汗症がわきがのニオイをより拡散させてしまい、症状を悪化させているケースも多いため、多汗症を治療すればわきがのニオイが多少抑えられることはあるかもしれません。

最適な治療方法は医師と相談

わきが治療と多汗症治療を同時に行う方法に関しては、クリニックで医師に相談するのが一番です。
人によっては、多汗症を治療すればわきがの症状が軽くなる場合や、両方治療するのが最適となる場合などそれぞれです。
どのような治療を選択するか、また複数の治療方法を組み合わせるかなど、医師とカウンセリングをしっかり行って、自分に合った方法を提案してもらうようにしましょう。

安価すぎるクリニックには注意した方がいい理由

カウンセリングや治療が雑なことがある

わきが治療の料金が安いクリニックでは、とにかく患者数を増やすために料金で引き付けている可能性があります。
このようなクリニックでは、カウンセリングもそこそこに済ませて治療に移ったり、治療の技術が稚拙だったりといったケースが見られるのです。

患者の体に少なからず負担をかけるわきが治療でカウンセリングを十分にせず、患者の希望を無視して雑な施術を行うクリニックでは再発やトラブルが起こりえます。
確実で丁寧な治療を受けるためにも、料金だけで飛びつくのではなく複数のクリニックでカウンセリングを受け、自分に合ったところを選ぶことが鉄則です。

最初の金額が安くてもオプションが高額な場合

ホームページや広告などで表示している料金が安くても、いざ治療を受けてみる数々のオプションや表示されていない治療をつけ、結果的に高額になってしまうケースも多発しています。
特に保険適用外の自由診療においては、クリニックごとに金額が決められるためばらつきがあり、料金に疑問を持たないこともあるかもしれません。
しかし、わきが治療には料金相場が存在し、それよりも極端に安い場合は料金表に記載されていない追加料金がかかる場合が多いのです。

このようなクリニックで治療を受けると、当初考えていた予算の何倍もの出費がかさむこともありえます。
きちんと計画を立てて予算内に治療を終えるためにも、料金はしっかりと確認しておくべきでしょう。

安さで釣って強引に治療を受けさせるケースも

治療にかかる料金が安価なクリニックでは、カウンセリングの時点で強引に治療をすすめるケースも少なくありません。
巧みな話術を使ったり無理に引き留めたりなどして、気が付けば契約させられてしまうのです。
このような場合、特に勧誘に弱い人や流されがちな人は十分に注意しなければなりません。
強引に治療を受けさせられたものの、満足のいくものではなかった場合、後悔だけが残ってしまいます。
もしカウンセリングだけを受けて治療は考えたいという場合は、強引に治療をすすめられてもしっかりと断ることを念頭に置きましょう。

カウンセリングでの対応や追加料金の有無はしっかりチェック

安い料金を掲げているクリニックがすべて悪いわけではありませんが、悪質なところかどうかを見分けるためには、事前のカウンセリングでの対応は十分にチェックしておくべきです。
少しでも違和感を持ったり疑わしさが残ったりする場合、そのクリニックで治療を受けない方がいいです。
また、カウンセリング時に追加料金があるか否かをきちんと説明してくれるかどうかも、重要なチェックポイントです。
安い料金に惑わされず、いくつかのクリニックでカウンセリングを受けて最も納得できるところでわきが治療を受けましょう。

わきが治療って傷が残るもの?

わきが治療で傷が残るのは外科手術

わきが治療にはいくつか方法がありますが、傷が残るのは皮膚を切る外科手術です。
メスで皮膚を切開し、皮膚を裏返したり器具を挿入したりなどの方法でアポクリン腺を取り除くのです。
このような外科手術では、できるだけ傷が目立たないようにわきのシワに合わせて切開しますが、傷が塞がっても跡は残ってしまいます。

傷の大きさは手術方法によって異なり、皮べん法なら5cm前後、クワドラカット法や超音波法なら1cm程度が目安です。

切らないわきが治療なら傷が残らない

一方、皮膚を切らないわきが治療も近年ではたくさん登場しています。
そもそも皮膚に傷を作らないため、傷が残ることもないのです。
傷ができるリスクを避けるなら、切らないわきが治療を選べば仕上がりもきれいで、治療痕を気にすることがありません。

傷が残らないわきが治療の種類

では、傷が残らないわきが治療にはどのようなものがあるでしょうか。
多くの病院で用いられているのが、ミラドライ法です。
マイクロウェーブを皮膚の上から照射して、アポクリン腺を破壊します。
その他、医療レーザーや高周波を照射するビューホット、高密度焦点式超音波を照射するウルセラドライなどの方法も普及してきました。

これらの方法はいずれも皮膚の上から照射してアポクリン腺に働きかけるもので、傷の心配はありません。
手術後には腫れや内出血が出ることもありますが、数日すれば引いていくため、後々まで跡が残ることはないのです。
そして、これらの治療方法も近年では進歩しており、痛みや腫れがより少ないものも開発されつつあります。

わきがの程度によっては外科手術がおすすめなことも

傷をできるだけ残したくないという人にとって、切らないわきが治療は第一選択にしたいところです。
しかし、切らないわきが治療の技術が向上しているといっても、完全にわきがの匂いを消すことは難しいともされています。
そのため、重度のわきがの人や根治させたい人には切らない方法が向いていないケースもあるのです。
その場合、皮膚を切開してアポクリン腺を取り除く外科手術を勧められるかもしれません。

また、切らないわきが治療は保険適用外の自由診療となります。
その料金はだいたい30万円前後で、この金額を用意するのが難しい人もいるでしょう。
その点、皮べん法などでは保険が適用され、負担額はだいたい3万円前後です。
金銭的な都合で皮膚を切るわきが治療を選択する場合、傷が残ることは念頭に置いてください。
傷の程度については、手術を受ける前に医師とのカウンセリングでよく確認し、納得してから治療に臨むことをおすすめします。

子供のわきが治療で行われている方法

わきがの原因となるアポクリン腺は思春期から発達

わきがの匂いは、アポクリン腺から分泌される汗が原因ですが、このアポクリン腺は思春期の頃に発達し始めます。
このとき、子供の体は第二次性徴を迎え、性ホルモンの分泌が増えてくるのです。
一般的には、わきがの匂いが目立つようになるのはわき毛が生えてくる少し前とされています。
こうした体の変化と同時にわきがになる場合、両親からの遺伝であるケースが多いです。

多感な時期だからこそ治療を受けさせたい

思春期になると、子供の心はとても多感になり周囲の目も気になり始めます。
そのため、わきがになった子供自身が匂いを気にしたり、匂いによって周囲からからかわれたりといったことも起こりえるのです。
また子供の体は未発達で、わきが治療を受けたときの痛みも大きな負担となることがあります。
その痛みや傷などによって、日常生活に制限が出たり体育の授業に出られなかったりなどといった支障も、できるだけ避けたいものです。
こうした多感な時期だからこそ、適切な治療を受けさせたいというのが親心でしょう。

痛みが少なく生活にも支障が出ない治療方法

では、子供の体に負担をかけないよう痛みやダウンタイムが少なく、生活に支障を与えない治療方法はあるでしょうか。
近年では、皮膚を切らずに電磁波を照射するミラドライ、高周波を照射するビューホットなどの方法が、子供のわきが治療に用いられています。

これらの方法であれば痛みは少なく、子供への負担も軽減できます。
またダウンタイムも短いことから、生活に支障が出ることもないでしょう。
そのため、わきが治療をしたことを周囲に知られる心配もなく、安心して治療を受けさせることができます。

早い段階で治療をしても成長により再発する

子供のわきが治療で注意したいことは、あまり早い段階から治療を受けさせても再発する可能性が高いことです。
子供の体は日々成長しており、第二次性徴が始まってからはアポクリン腺も発達し続けています。
そのため、早くからアポクリン腺を破壊しても、新しいアポクリン腺が育ってしまうのです。

もし、子供がわきがかもしれないと思っても、高校生になるくらいまで待った方がいいケースも多いです。
それまでは、制汗スプレーやミョウバン水などの塗布で汗を抑えて様子を見る方法もあります。

子供のための治療をうたっている病院を選ぶ

病院によっては、子供のための治療方法やプランを用意しているところがあります。
子供にわきが治療を受けさせるなら、子供向けの治療をうたっている病院を選ぶのがいいでしょう。
このような病院なら、痛みやダウンタイムへの配慮など、未発達で多感な子供のことを第一に考えてくれます。