わきがが軽い人でも手術ってした方がいい?

医師に相談しましょう

一般的に軽度のわきがは鼻を近づけないと分からないくらいだと言われていますが、ニオイの感じ方は人それぞれです。
中には体臭を気にするあまり、電車やエレベーターなど密閉された空間に入るのをためらう人もいるでしょう。
そうした悩みは医師に相談するのが1番です。
軽度でも手術した方がいいと判断されることもありますし、注射で様子を見ることもあります。
また、手術が必要な場合でも保険診療で行えるものから、自由診療のものまで様々ですので、こちらも医師と相談して決めるとよいでしょう。

ボトックス注射なら気軽にできます

軽度のわきがにはボトックス注射を勧められることが多いようです。
ボトックス注射とはボツリヌス菌から抽出されたタンパク質の1種で、汗を分泌する汗腺の活動を抑える働きがあります。
ボトックス注射のメリットは、手術とは違うためダウンタイムがないことです。
施術時間も5分と気軽に受けられるので、軽度のわきが治療として人気があります。
ただし、ボトックス注射は汗腺を除去するものではなく、あくまで働きを抑えるだけなので定期的な治療が必要です。
効果は6カ月程度ですが、1年くらいニオイが気にならないという人もおり、個人差があります。

ニオイが気になるなら切らない治療法

わきがのニオイは自分で気にしているほど、周囲は気が付かない場合もありますし、その反対もあります。
わきがのレベルチェックで軽度と判断されても、気になる場合はマイクロ(電磁)波などを使った切らない治療法がおすすめです。
切らない治療法は体にメスを入れることがないので、ダウンタイムが短く体の負担をかけずに済むというメリットがあります。
デメリットとしては自由診療になるので治療費が高額になることです。
しかし、軽度のわきがなら1度の治療で終わることがほとんどですし、長年の悩みから解放されると思うとメリットの方が大きいと言えるでしょう。

殺菌力のある石鹸でニオイを軽減できます

軽度のわきがの場合は、殺菌力のある石鹸でわきを洗うことでニオイを抑えることもできます。
最近ではドラッグストアなどでもわきが対策の石鹸が多く販売されており、気になっている人もいるでしょう。
中でも、ミョウバン入りの石鹸がおすすめです。
ミョウバンは細菌の繁殖を抑える働きがあり、殺菌・消臭に役立ちます。
そのほかにも、柿タンニンや茶カテキンも抗菌効果があるので体臭予防に期待できるでしょう。

わきがを絶対直したい人必見の治療方法

確実性を狙うなら再発率の低い「皮べん法」

わきがの原因はいくつか考えられますが、その1つにアポクリン汗腺が挙げられます。
私たちの体は体温調節をするために汗をかきますが、アポクリン汗腺から分泌する脂肪酸とわきに常在する細菌が混ざることで独特なニオイを発生させるのです。
そのため、わきが治療はニオイの元を絶つことが大切と言えます。
皮べん法はわきを3~5㎝ほど切開してアポクリン汗腺を除去する手術法で、医師が直接目で確認しながら行うため確実性が高いと報告されています。
また、わきが治療の中でも再発率が低いことから、わきがを絶対に治したい人に有効な治療法だと言えるでしょう。

メスを入れるのに抵抗がある人は「フラクショナルRF法」

わきがを絶対に治したいけど、体にメスを入れるのに抵抗があるという人は、特殊な機器で照射してアポクリン汗腺を焼去する治療法がおすすめです。
その中でも、フラクショナルRF(高周波)法は、わきの皮膚の深いところまで照射し、ピンポイントでアポクリン汗腺を破壊できることから高い効果が期待できます。
また、わきがだけではなく多汗症や、すそわきがの治療も可能。
広い範囲でアポクリン汗腺を焼去できるため、治療を受けたほとんどの人が「ニオイが気にならなくなった」と答えおり、1回の治療で満足しています。

アポクリン汗腺を完全に除去するのは難しい

わきが治療において、アポクリン汗腺を完全に除去するのは難しいと言えます。
なぜなら、アポクリン汗腺はわきの下だけではなく、乳輪部や陰部、ソケイ部などにも存在しているからです。
それゆえ、十分にわきが治療を行ったとしても「まだニオイがする気がする」と感じることもあるでしょう。
また、10代で治療を受けた場合、成長の過程でアポクリン汗腺が自己再生することも考えられます。
こうしたケースを防ぐためには、医師のカウンセリングを受けるのが大事です。
自分のわきがはどのようなタイプで、どこにニオイの原因があるのかをしっかり見極めることで、完治へ近づけるでしょう。

食生活を見直すのも大事です

わきがは遺伝によるものと考えられていますが、生活習慣も大きく関係しています。
そのため、規則正しい生活を心掛けることやバランスのいい食事を取ることも大事。
肉類や乳製品などの酸性の食事は、アポクリン汗腺の働きを活発にすると言われているので控えましょう。
反対に、梅干しやめかぶなどアルカリ性の食べものは酸性の食べ物を中和するので、積極的に摂ってください。

わきがが重い人におすすめの治療方法は?

わきががの重い人の特徴とは

わきがが重いと感じる人は、まずはその特徴を知る必要があります。
日本人の約10~15%はわきがだと言われており、その臭いの強さは人それぞれです。
クリニックなどで行われるレベルチェック(ガーゼチェック)では、鼻を近づけると臭いがする「軽度」、少し離れたところで臭いがする「中程度」、離れた場所でも臭いがする「重度」と判断されます。
また、わきがになりやすい人の特徴としては、アポクリン汗腺の数や活動量の多さ、大きさなどが挙げられており、重度になるほどその特徴が強くなると考えられているのです。
ほかにも、毛穴が多い人は臭いの元となる汗の量が増えるため、わきがが強くなる傾向にあります。

わきがが重い人には外科手術がおすすめです

わきがの臭いを強くする原因の1つに、アポクリン汗腺の多さや大きさがあります。
皮べん法や剪除法など外科手術は医師が目視でアポクリン汗腺を除去するため確実性が高く、わきがが重い人におすすめです。
そのほかにも、わきの下を4~5ミリほど切開して特殊な器具を差し込み、アポクリン汗腺を吸い取るクワドラカット法もよいでしょう。
こちらは医師の経験と技術によって効果が左右されますが、皮べん法と同じく臭いの元となる汗腺が無くなるので、重度のわきがの人に向いています。

切らない治療法も高い効果が期待できます

外科手術による治療法は確実性が高い反面、ダウンタイムの長さや傷跡が残るというデメリットもあります。
そこで注目されているのが、マイクロ(電磁)波などを使ってアポクリン汗腺を焼去する「切らない治療法」です。
近年では、マイクロ(電磁)波のほかにも様ざまな方法でアポクリン汗腺にアプローチできる治療法が増えており、中でも「超音波療法」や「高周波療法」は、わきが治療と多汗症治療の両方ができます。
汗の量が減れば必然的に臭いも抑えることができるため、重度のわきが治療に期待できるでしょう。

わきが対策によって、レベルを下げることが可能です

わきがの原因とされるアポクリン汗腺ですが、実はこの汗腺自体は無臭だと聞きます。
ではなぜ臭いがするかというと、アポクリン汗腺から汗と一緒に分泌される皮脂や老廃物をエサにして皮膚に存在している細菌が増えるからです。
この細菌が分解されることによってわきが独特の臭いを発生させています。
つまり、わきに常在している細菌を減らすことでわきがの臭いを軽減できるというわけです。
最新のデオドラント商品には、汗を抑える制汗作用や殺菌力が優れているものが揃っているので、わきがの重い人は対策に取り入れてください。

わきが治療における自由診療とは?

わきが治療には保険診療と自由診療がある

わきが治療の方法にはいくつかありますが、保険が適用されるものと適用されないものがあります。
それぞれ保険診療、自由診療といわれ、保険適用されれば自己負担は費用の1割~3割で済みますが、自由診療の場合は費用を全額自己負担することになるのです。
では、保険診療と自由診療でわきが治療の内容にどのような違いがあるかといえば、日常生活に著しい支障が出る症状への治療か否かが1つのボーダーラインになるでしょう。
重度のわきがについて、皮膚を切開してアポクリン腺を除去すればほぼ根治できます。
その結果、日常生活を問題なく送れるようになることから、皮膚を切開してアポクリン腺を除去する手術には保険が適用されます。
一方、自由診療の手術では皮膚の切開をほぼ、もしくはまったくおこなわず、皮膚に負担の少ない方法が採られます。
その分、アポクリン腺の除去率は切開手術よりも多少低くはなりますが、傷跡も目立たずある程度の効果が見込めるのです。
少しでも楽な治療法を選ぶなら、自由診療の治療方法がおすすめです。

自由診療のわきが治療にかかる費用相場

では、自由診療でわきが治療を受けた場合にかかる費用は、治療方法によって異なります。
たとえば、わきにカニューレを挿入してアポクリン腺を吸引するクワドラカット法では、両わきで35万円~40万円程度です。
マイクロウェーブを皮膚の表面から照射するミラドライ法なら、両わきで初回が30万円~35万円、2回目で15万円前後を見ておくといいでしょう。
やはり、いずれの方法でも30万円はくだらないため、ある程度経済的に余裕がある人におすすめです。
ただし、クリニックによっては分割払いが適用されることもあるため、相談してみるといいでしょう。
これらの方法は傷跡がほぼ残らず、ダウンタイムも少ないことから体や日常生活への負担が格段に少ないことが特徴です。
そのため、激しい運動や重い物を持つなどの作業をしなければ翌日から仕事にも復帰でき、メリットの大きい方法といえます。
そのメリットに支払う金額であると考えれば、自由診療での費用も必ずしも高いわけではないかもしれません。

自由診療の治療法で注意したいこと

上記のように、自由診療となるわきが治療はクワドラカット法やミラドライ法といった方法でおこなわれます。
これらの方法は費用がかさみますが、負担が少なく気軽に受けられる治療ともいえます。
ただし、これらの方法はクリニックの医師の腕によって効果や副作用が違ってくる点も否めません。
治療を受けるクリニックを選ぶときは、費用に加えてこれらの治療方法の実績が豊富かどうかも調べておきましょう。

わきがって自力で治せるもの?

自力で根治できる方法はない

わきがの原因は、わきにあるアポクリン腺から分泌される汗です。
アポクリン腺からの汗には、たんぱく質や皮脂などの成分が含まれており、それが皮膚の常在菌によって分解され、ニオイの原因となるのです。
わきがを根治するには、このアポクリン腺を除去するしかありません。
そのためには、クリニックでわきが治療の手術を受けるのが確実でしょう。
つまり、自力でわきがを根治させることは難しいのです。
わきがは持って生まれた体質であり、親がわきがであれば高い確率で遺伝するものでもあります。
そのため、残念ながら一朝一夕で治せるものではないわけです。
ただし、生活習慣によってニオイがきつくなる可能性はあるため、その場合は適切なケアをすればニオイを軽減できるかもしれません。

効果的なケア方法

わきが治療を自分でおこなうことは難しいですが、適切なケアをおこなうことでニオイを抑えられることがあります。
たとえば、制汗剤などは汗の分泌を抑えるため比較的有効です。
ただし、スプレーやローションなどでは制汗成分が汗で流れ落ちてしまうため、あまり長時間の効果は見込めません。
そこで、より制汗成分が肌にとどまってくれるクリームタイプの制汗剤がおすすめです。
クリームなら油分が含まれており、汗をはじく効果も期待できるため、制汗成分が落ちにくいのです。
さらにクリームタイプはスキンケア成分も含有していることが多く、わきの乾燥を防いでくれます。
肌は乾燥してバリア機能を失うと、それを補完しようとして皮脂が多く分泌されます。
この皮脂がわきがのニオイの原因にもなるため、乾燥を防ぐことができれば皮脂分泌を抑え、ニオイも軽減できるというわけです。
その他、通気性のよい綿などの服を着る、生活リズムを整えて代謝を上げるといった方法も効果的でしょう。

食生活にも注意が必要

わきがのニオイは、たんぱく質や皮脂が分解されることによって発生します。
逆にいえば、たんぱく質や脂質の分泌を抑えられれば、ニオイも軽くなる可能性があるのです。
そのためには、食生活も見直してみましょう。
たんぱく質や脂質が多い肉や乳製品などは、適度な摂取にとどめておくのが無難です。
ただし、たんぱく質も脂質も体に必要な栄養素であるため、完全に断つのではなくほどほどにするのがおすすめです。
また、肌が強い酸性の状態では皮膚の常在菌が活発になり、ニオイ成分を多く生成するといわれています。
そのため、皮膚を適度な弱酸性に保つことが大切です。
わかめや梅干しなどアルカリ性の食品を摂ることを心がけてみましょう。

注射でわきがが治る?!詳細情報をチェック

注射でできるわきが治療

注射によってわきが治療をおこなう方法とは、ボトックス注射と呼ばれるものです。
これは、ボツリヌス菌から抽出したたんぱく質・ボツリヌストキシンを精製した製剤を患部に注射するもので、ボツリヌス療法ともいわれます。
ボツリヌス菌は毒性の強い菌として知られていますが、精製されたボツリヌストキシンからは毒性は除去されているため、安心です。
この成分は、アポクリン腺およびエクリン腺の働きを支える筋肉の動きを抑制します。
その結果、汗が出にくくなりニオイを防止できるという仕組みです。
大きなメリットは施術時間が短時間で済むことで、かかる時間は10分程度です。
ただし、アポクリン腺を根絶する治療法ではないため、効果が持続するのは半年~10ヵ月程度です。
そのころに、再度施術を受ける必要がありますが、施術当日からほぼ日常と変わらない生活ができることも利点です。

多汗症の治療だがわきがにも効果あり

ボトックス注射は、もともと汗を大量にかく多汗症の治療として用いられているものです。
わきから分泌される汗は、アポクリン腺とエクリン腺の2つで構成されています。
多汗症は、主にエクリン汗腺からの異常な発汗がある症状です。
しかし、ボツリヌストキシンはアセチルコリンと呼ばれる神経伝達物質を阻害し、筋肉の動きを抑制できることから、エクリン腺だけではなくアポクリン腺からの発汗も抑制できると考えられています。
そのため、わきがのニオイの原因であるアポクリン腺からの発汗を抑えることで、ニオイも軽減されるというわけです。
そして、日常生活に支障が出るほどの多汗症およびわきがであれば保険適用ができますが、状態によっては保険適用外となるケースもあります。
この点については、クリニックの医師と相談してみてください。

治療後に注意すること

では、ボトックス注射を受けた後に注意することを紹介します。
施術時間も短くダウンタイムも非常に少ないため、施術後からほぼ問題なく日常生活が送れます。
ただし、施術当日に激しい運動やアルコール摂取など、血行を促進させる行為はおこなわないようにしてください。
また、マッサージや強い摩擦なども避けるようにします。
その他、妊娠中は安全性について担保されていないことから、やはり施術を避けるのが得策です。
さらに、施術後も月経を2回経るまでは妊娠しないように心がけてください。
ちなみにまれに出る副作用として、患部の炎症やかゆみなどが考えられるため、症状が出たらすぐに医師に相談しましょう。

無料でできるわきが対策は生活習慣の見直しだった

わきがと生活習慣の関係性について

わきがは生まれつきのものであるけれど、生活習慣が大きく関係しているのを知っていますか?人の体はストレスや疲労の蓄積などのほか、内臓機能の衰え、新陳代謝が低下することで、体臭が強くなる傾向にあるのです。
また、肉類・乳製品などの動物性脂肪を摂り過ぎると皮脂線の活動が活発になり、ニオイの原因になります。
さらには、お酒やタバコ、コーヒーなどの刺激物の摂取が影響を及ぼすと言われており、特にタバコは、体内で分解されにくい物質が多く含まれているので、それが強い体臭になるのです。
こうしたニオイは生活習慣を改善することで、柔和・軽減が期待できます。

食生活を見直す

わきがは体臭とも関連しますが、日本人は西欧人に比べわきがが少ないと言われています。
これには、食事が大きく関係しており、西欧人は肉食を中心とする動物性食が多く、日本人は穀菜食中心の食事をしているからです。
しかし、日本でも欧米化が進み肉や脂質を好む人が増えてきました。
動物性食に多く含まれる脂肪分は体内で酸化・過酸化脂質となり、わきがの悪臭の原因となるのです。
わきがのニオイを改善するには、野菜や果物、大豆、海藻、きのこ、魚介類などといったものを偏りなく食べる必要があります。
また、発酵食品や食物繊維をとり、腸の健康を整えることも重要と言えるでしょう。
毎日なるべく決まった時間に決まった量を食べ、元気な内臓を保つことが、体臭予防のポイントとなります。

疲れを溜めない

人の身体は疲れが溜まると、疲労物質である乳酸が増えます。
乳酸が増えると体内環境のバランスが崩れて、汗の中にニオイのもととなるアンモニア成分が増えるのです。
また、肝機能が低下することにより、ニオイ物質が体内から排泄できずに血液へ取り込まれるため、口臭や体臭を強くする原因になります。
こうした悪循環を断つには、入浴などでリラックスしながらしっかり汗を流しストレスを減らす、体に負担をかける過度なアルコール摂取や食べ過ぎは控える、といったことを心がけると良いでしょう。

ニオイは病気のサインかも?

普段から体臭に気を付けているのに「近頃何だか気になる」「普段とは違うニオイがする」という時は、病気のサインかもしれません。
体は病気にかかると体内で作られる物資に変化が起こりますが、体調を回復させようと、元気な時には不要な物質も作ってしまうのです。
こうして作られた物質が血流によって全身に運ばれ、普段とは違うニオイを発するようになります。
体臭の変化に気づいたら、病気のサインだと考えて病院に行きましょう。

オススメ!少し高くても効果は絶大のPMR法

PMR法とは?

PMR法とは吸引法を応用した手術法で、わきに小さな穴を開けて汗腺を抜き取るわきが治療です。
PMR法は「キズが小さく確実な治療法」として、大学病院でも近年注目を集めています。
そのカギとなるのは汗腺を吸引する方法ですが、器具を差し込む小さな穴は4mm程度のものです。
切開する箇所は個人差があり、1ヶ所~2カ所とされています。
わきがのニオイを発する広さは、その人の脇毛の広さに比例すると言われているので、男性など毛の範囲が広い場合は、2カ所になる可能性が高いでしょう。

手術には特殊な吸引器具を使用

手術の方法は、まず、わきの下に麻酔をしてから、わきがの原因となるアポクリン汗腺やエクリン汗腺を吸引します。
さらに、SCカニューレと呼ばれる特殊な吸引器具を皮下に挿入し、吸引法だけでは取り切れなかったアポクリン汗腺とエクリン汗腺を徹底的に除去することで、わきがのニオイを消します。
SCカニューレの先は男性が髭剃りに使用する電動シェーバーのような仕組みになっており、皮膚組織にはダメージを与えず、最低限の出血量で手術ができるのが特徴です。

ダウンタイムは約1週間

PMR法は体への負担も少ないことから、剪除法など大きな切開を施す治療に比べて大幅にダウンタイムが短く、わきを濡らさなければ、翌日からシャワーが可能です。
また、日常生活にも支障がなく、重い荷物を持ったり、手をあげたりしなければ、仕事や学校にも問題なく通えるのです。
術後の圧迫帯による固定は、1週間後ほどで外せるでしょう。
この時、経過が良ければ抜糸も行います。

メリット

PMR法のメリットは、何といっても他の施術に比べて術後の回復が早く傷跡が小さくて済むというところです。
さらに、2大汗腺であるアポクリン汗腺とエクリン汗腺のどちらも除去するので、ニオイ、汗、黄ばみを1度の治療で完治。
再発する恐れがほとんどありません。
また、わきがだけでなく、わき毛の永久脱毛の効果がありますので、女性にとっては嬉しい術式と言えるでしょう。

デメリット

PRM法で使用する特殊な医療器具はコントロールが難しく、有効なレベルまで汗腺類を削り取れない場合や、逆に汗腺類を削り取りすぎて皮膚壊死を起こすケースもあります。
医師の技術によって効果が左右されますので、クリニック選びは慎重に行いましょう。
また、保険が適応されていないので、治療費には、およそ30万かかります。

断トツ安い!ボトックス注射でのわきが治療

ボトックス注射とは

ボトックス注射とはボツリヌス菌よって生産されるボツリヌストキシンというタンパク質の一種を注入するすることで、わきや手足のアセチルコリンという発汗を促進させる伝達物質の働きを抑制する効果があります。
その結果、アポクリン腺やエクリン腺の働きを弱らせ、大量の汗やニオイの発生を防ぐことができるのです。
ボトックス注射は細い針を使用するため、腫れや内出血の心配はほとんどありません。

ボトックス注射の効果

注射してから効果が現れるまで、個人差がありますが2~3日くらいとされています。
持続期間は5~6ヶ月間ほどで、汗の量は注射をする前の状態と比べて、80%~100%セーブすることが可能です。
また、注射を繰り返すことにより持続期間が長引くという事例があげられており、8ヶ月~10ヶ月続いた人もいます。
ボトックス注射はメスを使わないので治療時間はわずか5分ほどで終わることに加え、施術したその日からシャワーを浴びられることが魅力です。

わき以外の多汗症にも効果を期待

多汗症はわきだけではなく手の平や足の裏などに発症する手足多汗症がありますが、わきと同じようにボトックス注射を打つことで大量の汗を抑えることができます。
「人と握手ができない」「靴の中で足が蒸れる」といった悩みを、ボトックス注射で手軽に解消できるのです。
さらには、額に汗をかいてしまう頭皮多汗症や、首の汗が気になるという首多汗症という症状にも効果があり、わきと同じように注射だけで済みますので傷跡が残らず、外から見て目立つ部分だけ簡単に施術を受けられるというメリットがあります。
手術をためらっている人には、おすすめの治療法と言えるでしょう。

副作用・リスクについて

ボトックス注射を検討する上で最も気になるのは、副作用やリスクですが、重篤な副作用のない薬としてFDA(アメリカの食品医薬品局)で認められています。
また、A型ボツリヌス毒素による食中毒は、30,000単位以上で起こると言われるのに対し、ボトックス注入による治療は、1回につき5~100単位程度の毒素注入による治療ですので、中毒を起こす心配はありません。
針を刺した場所が一時的に赤くなる人もいますが、ほとんどの場合は当日中に治まります。
万が一内出血が残った場合は翌日からメイク可能ですので、ファンデーションやコンシーラーで気になる部分をカバーですると良いでしょう。
内出血は1~2週間ほどで体内に吸収されます。

クリニックで切らないわきが治療もあるの?

切らないわきが治療について

わきが治療は、わきにメスを入れてアポクリン汗腺を除去する外科手術が一般的でしたが、近年ではわきを切らずに治療する方法が増えてきました。
わきを切らない治療法は皮膚を傷つけないのでダウンタイムや術後のトラブルが少ないことが特徴です。
また、治療後の腫れや痛みもほとんどなく当日の入浴も可能なのです。
そんな、患者にとってメリットの多い「切らない治療法」には、どんな種類があるか見ていきましょう。

電気凝固法

患部に電磁波を照射してわきがや多汗症の原因であるアポクリン汗腺、エクリン汗腺の機能をなくす方法です。
一度失われた汗腺は再生しませんので手術と同じく長期間の効果が期待できます。
わきがの程度にもよりますが、なんと70~80%の人が1回の照射で満足しているのです。
しかし、重度のわきがの場合は、より高い効果を出すために、3カ月以上の期間をおいて2回目の照射を行います。
また、治療の後は皮下出血や皮膚の凹凸が生じることがありますが、数週間~数カ月程度で落ち着きますので心配ありません。

高密度焦点式超音波治療法

わきの汗腺の層に焦点を合わせ高密度焦点式超音波を照射し、皮膚表面から3mm〜4.5mmの位置にあるアポクリン汗腺に熱損傷を与えることによって、わきがのニオイを抑える新しい治療法です。
高密度焦点式超音波治療法は、治療時間やダウンタイムも短いため、施術当日から日常生活をおくれることが特徴と言えます。
この高密度焦点式超音波治療法は、前立腺がんや顔面たるみ治療にも用いられ高い注目を集めているのです。
照射は1回で完治する人もいますが、個人差により2回以上必要な場合もあります。
リスクとしては、火傷や皮膚壊死などが考えられますので、経験豊富な医師の診察が必要です。

フラクショナルRF(高周波)療法

美肌治療にも使われているフラクショナルRF療法は、照射針をわきの下の皮膚を貫通させて汗腺の深さまで刺し、針先から高周波を照射する方法です。
使用する照射針、はわずか0.3mmの極細針で36本付いているので密に治療が可能。
深度は0.1mm単位で微調節ができるのが特徴で、照射針を皮下1mmの深さから0.5mm刻みで4~6段階に深度を変えながら適切な出力に調整し、エクリン腺やアポクリン腺を狙って照射します。
フラクショナルRF療法は非常に安全性の高い治療法で、術後に点状のカサブタができますが、傷が残ることはほとんどありません。
また、照射もほぼ1回で終わります。