無料でできるわきが対策は生活習慣の見直しだった

わきがと生活習慣の関係性について

わきがは生まれつきのものであるけれど、生活習慣が大きく関係しているのを知っていますか?人の体はストレスや疲労の蓄積などのほか、内臓機能の衰え、新陳代謝が低下することで、体臭が強くなる傾向にあるのです。
また、肉類・乳製品などの動物性脂肪を摂り過ぎると皮脂線の活動が活発になり、ニオイの原因になります。
さらには、お酒やタバコ、コーヒーなどの刺激物の摂取が影響を及ぼすと言われており、特にタバコは、体内で分解されにくい物質が多く含まれているので、それが強い体臭になるのです。
こうしたニオイは生活習慣を改善することで、柔和・軽減が期待できます。

食生活を見直す

わきがは体臭とも関連しますが、日本人は西欧人に比べわきがが少ないと言われています。
これには、食事が大きく関係しており、西欧人は肉食を中心とする動物性食が多く、日本人は穀菜食中心の食事をしているからです。
しかし、日本でも欧米化が進み肉や脂質を好む人が増えてきました。
動物性食に多く含まれる脂肪分は体内で酸化・過酸化脂質となり、わきがの悪臭の原因となるのです。
わきがのニオイを改善するには、野菜や果物、大豆、海藻、きのこ、魚介類などといったものを偏りなく食べる必要があります。
また、発酵食品や食物繊維をとり、腸の健康を整えることも重要と言えるでしょう。
毎日なるべく決まった時間に決まった量を食べ、元気な内臓を保つことが、体臭予防のポイントとなります。

疲れを溜めない

人の身体は疲れが溜まると、疲労物質である乳酸が増えます。
乳酸が増えると体内環境のバランスが崩れて、汗の中にニオイのもととなるアンモニア成分が増えるのです。
また、肝機能が低下することにより、ニオイ物質が体内から排泄できずに血液へ取り込まれるため、口臭や体臭を強くする原因になります。
こうした悪循環を断つには、入浴などでリラックスしながらしっかり汗を流しストレスを減らす、体に負担をかける過度なアルコール摂取や食べ過ぎは控える、といったことを心がけると良いでしょう。

ニオイは病気のサインかも?

普段から体臭に気を付けているのに「近頃何だか気になる」「普段とは違うニオイがする」という時は、病気のサインかもしれません。
体は病気にかかると体内で作られる物資に変化が起こりますが、体調を回復させようと、元気な時には不要な物質も作ってしまうのです。
こうして作られた物質が血流によって全身に運ばれ、普段とは違うニオイを発するようになります。
体臭の変化に気づいたら、病気のサインだと考えて病院に行きましょう。