最短でできるわきが治療法はどれ?

注射による治療がおすすめ

わきが治療を受けるにあたって、できるだけ時間をかけずに治したいと思っている人もいるでしょう。
その場合におすすめなのが、注射による治療です。
注射であれば、両わきで10分くらいで完了します。
わきがでわきの下の臭いが気になるのは、アポクリン腺から分泌される汗が原因です。
発汗を抑制する効果のある製剤を注入することで、臭いを気にならなくする手法です。
ただしわきがの原因であるアポクリン腺はそのまま残されるので、いずれまた臭ってくるようになります。
効果の持続期間は個人差がありますが、4~6か月が相場です。
つまりこのサイクルで繰り返し注射を打たなければなりません。

超音波治療なら半永久的な効果も

もし短時間で治療を終わらせたいけれども、頻繁にクリニックに通院したくなければ、超音波を使った治療を検討しましょう。
患部に超音波を当てることで、アポクリン腺を破壊する治療法です。
わきがの大元のアポクリン腺を破壊するので、臭いも気になりません。
またアポクリン腺は1回破壊すると再生することはありません。
つまり半永久的にその効果が持続します。
このような超音波を使った治療もメスを使うわけではないので、短時間で施術は完了します。
だいたい両わき20分もあれば、治療は完了するでしょう。
中にはもう1回治療を受けないといけない場合もありますが、多くの人は1回の施術だけでも効果を実感できます。

すぐに復帰できる

超音波を使った治療の場合、メスを一切使用しません。
ですからいわゆるダウンタイムがほとんど必要ないのもおすすめポイントです。
施術翌日には、ほとんどいつもの日常生活に復帰できます。
シャワーを浴びることも翌日には可能です。
もちろん入院の必要もありません。
仕事終わりに施術を受けても、翌日欠勤することなく仕事ができます。
ただし回復度合いには個人差があります。
中には3日くらい元に戻るまでに時間がかかる人もいます。

手術は時間がかかるもの?

わきが治療には手術もあります。
アポクリン腺を除去しますので、こちらも半永久的に効果が持続します。
手術をした場合、上で紹介した短時間で完了するアプローチよりも多少時間はかかります。
しかし長くても1時間程度です。
早ければ20分くらいで手術が完了するケースもあります。
しかし元の生活に復帰するまでに時間がかかります。
患部への圧迫固定を1週間程度行わないといけないと思ってください。